主な増税は何ですか?


https://cdn.imweb.me/upload/S20210317a96d22bffcce0/9747bba902035.jpg


税金に関する期限や法令を守らなかった場合、たいてい追加税が発生すると言われています。

今日は申告に関連する代表的な追加税を見ていきましょう💁🏻‍♀️


税金申告に関連する追加税は大きく3つあります。

①期限内に申告しなかった場合に発生する未申告追加税

②申告すべき金額より少なく申告した場合に発生する過少申告追加税

③税金を期限内に納めなかった場合に発生する納付遅延追加税



1. 未申告追加税

複式簿記の義務者である個人の総合所得税の場合、以下①と②のうち大きな金額が追加税として課せられます。

未申告の理由が単純なミスなどでない不正行為の場合は、括弧内の追加税率が適用されます。

未申告追加税
(不正行為で未申告した場合) 
①未申告納付税額 x 20% (40%)
②未申告収入額 x 0.07% (0.14%)



2. 過少申告追加税

過少申告追加税
(不正行為で過少申告した場合)
過少申告納付税額 x 10% (40%)



3. 納付遅延追加税

納付遅延追加税は、納付期限を守らなかった場合遅れた期間だけ税金に利息を課す式で計算されます。

経過日数は、納付期限の翌日から納付日(または告知日)までを指します。

納付遅延追加税
未納税額 x 経過日数 x 22/100,000* 

*上記の計算式は2022年2月15日以降適用され、2022年2月14日までは未納税額 x 経過日数 x 25/100,000で計算されます。 


ホームタックス追加税案内を見る

関連法令:国税基本法第47条および所得税法執行基準81-0-1